こんにちは!ウルトラトレイルランナー鍼灸師のかずき(@kazu.runlog)です!
かずき
普段は東京都千代田区の神田エリアにある治療院「しらとりスポーツサポート」にてマッサージや鍼治療、ランニングレッスンを担当しています!
2022年大会に引き続き、信越五岳トレイルランニングレースを100マイルペーサーとして参加してきました。これまで準備編を書いてきましたが、いよいよ大会当日のことを記していきます📝
かずき
ウルトラトレイルランナーかずき(@kazu.runlog)です。
JR神田駅から900mの「しらとりスポーツサポート」にてマッサージ・鍼治療・ランニングレッスンを担当しています。
さち(@runninghigh42.195)です!
友達からは「さっちゃん」と呼ばれています(^^)/
フルマラソンサブエガ(2時間50分切り)と各種トレイルラン大会で上位入賞を目指して、楽しく走り回っています!
さっちゃん
目次
仕事後、黒姫へ!
100マイル選手は大会当日=110km選手は大会前日のみですが、ペーサーはペーサー合流ポイントで当日受付が可能です!
かずき
2022年大会同様、仕事後に夜長野へ移動というプランでした!
なお、朝は「皇居3周ペース走」というのを練習会で引っ張りました(笑)
かずき
仕事はキッチリ行ないます!!
2022年大会は妙高に泊まりましたが、今回は黒姫泊です!
かずき
黒姫エイドまで1km程度のペンションに泊まりました!
黒姫駅からは宿の車で拾っていただきました!m(__)m(ありがたや~!!)
夜ご飯は新幹線に乗る前に済ませておいたので、宿に着いたらお風呂と荷物の準備だけ済ませて早めに休みます。
かずき
とはいえ、レースの状況は気になるので、速報を何回も見て過ごしていました(;^_^A
大会当日
朝は確か7:00過ぎに起床。久々にグッスリ睡眠時間を確保したような??(笑)
かずき
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7:30頃に朝食を済ませて、テーピングなど順次準備をしていきます。
大会会場へは徒歩で向かおうと思っていましたが、黒姫エイドに向かう他の宿泊者の方がいたので一緒に車で送ってもらいました!
黒姫エイド
エイドに到着したらペーサー受付してゼッケンと参加賞を受け取ります。そして、諸々準備をして出動態勢を整えていきます!
かずき
早くエイドに来たのは選手として参加している友人はもちろん、ペーサーやサポーターとして参加している友人に会うためでもあります。
初めて自分自身が参加した2019年大会は100マイルの部に出ている友人はあまりいなかったので、この4年で交友関係が拡がったのはもちろん、長距離レースに参戦されている方が増えているのを感じましたね。
100マイラーの友人も何人も増えたよね!!
さっちゃん
選手が到着したのは「関門9分前」
到着想定時刻を過ぎても全然相方が来ない来ない💦(その間にたくさんの友人は無事到着)
かずき
連絡も全くないので、状況がわからない時間が過ぎていきました💦
まわりには同様のペーサーが何人も。。。暑さの影響もあり、多くの方が苦戦している様子です💦
物凄く暑かったものね。。。
さっちゃん
いよいよ関門時刻が近づき、いよいよダメか?!と思った瞬間、ようやく姿を現しました!!!
速報みて、こっちもホッとしたよ(;^_^A
さっちゃん
関門時刻から15分後にリスタートすればOKなシステムなので、短い時間で準備をしていきます。
時間ギリギリに出発すれば良いと思ったのですが、相方言うに「モルテン」だけ持ってすぐ出る!と。。大丈夫か?!と思ったけど、そこは選手のコトバを信用して。。。(これは完全に判断ミスだったとは思います💦)
かずき
とはいえ、掛け水はしっかりして、すぐ食べられそうな補給を行なってから出発しました。
黒姫出発!
エイド出発したらゲレンデを登っていきます。まずココは走れないので、一歩ずつ淡々と進みます。
かずき
2022年大会でも思ったけど、ボク自身が選手で走った時のペーサーさっちゃんがココを駆け上がろうとしたことはマジあり得ないと思いました(笑)
スタート直後元気よく出発しただけだよ~笑
さっちゃん
100km走ってきて身体は言うことを聞いてくれませんが、前を見て進んで貰います。
かずき
呼吸が浅くならないように、しっかり息を吐いてもらいながら進んでもらいました!
ゲレンデを登るとダラダラ続く林道に変わります。
林道でトラブル発生
林道に入り、熱中症の症状が出ているのが気になりました。
かずき
黒姫までの間でも熱中症の症状が出ていたと推測しています。
飲料用の水分とは別に、掛水用の水を持ってきているので、まずは身体にかけて、ミネラルを摂ってもらいます。
かずき
一気にミネラル補給するために、ウルトラミネラルタブレットを噛んでもらいました!
あとは随時エネルギー補給をしてもらいます。
空腹時って熱中症になりやすいものね。。
さっちゃん
かずき
ロクに補給も出来ていなかった印象だったのは気になりました。。。
林道に入って一度は調子が戻りましたが、脚が言うことを聞かないのか徐々にパニック気味に😵💫🧠うまく落ち着かせることができず、その後は動けなくなってしまいそのままDNFとなりました。。
今回のDNF後の流れ
スイーパーにゼッケンを1枚回収されて正式にDNFが確定。マーシャルの方と合流し、症状が落ち着くのを待ちます。落ち着いてきたらスイーパーとマーシャルの方と一緒にクルマで黒姫エイドに戻りました。
かずき
DNFしたあとから雨が強くなったので、結果的にはあのタイミングで辞めて正解だったんだろうなって思います。
雨の信越五岳は大変だろうなって思います。
さっちゃん
黒姫エイドの救護で落ち着くまで休ませてもらいました。しばらくして状態が落ち着いてきたので、宿の方に拾ってもらい、そのまま宿に戻りました。
食料難民になりかけた
レース終わったあとの晩御飯は一律ナシになっています(^_^;)
かずき
元々、レース後のシャトルバスで立ち寄るコンビニで買うつもりでした(^_^;)
念のために持ってきていたカップラーメン1つだけありましたが、昼ごはんもほぼ全く食べていない状態だったので当然足りるわけはなく……😓(エイド食を楽しみにしてたしね。笑)
かずき
他にあるのはレース中に使おうとしていた「ジェル」ばかりでした(^_^;)
今回たまたまクルマで選手のサポートをしていた友人と連絡が取れたことで事なきを得ましたが、保存の利く食料はもう少し持ってくるべきだったのかもしれません。
クルマがないと自由が利かないからら尚更だね(^_^;)
さっちゃん
かずき
クルマがあったら、エイドに先回りして他の友人の応援に出掛けた気がします。。
焼け食い?ぐらいしかする気が起きず、その後は早めに休みました。
翌朝、表彰会場へ
朝はしっかり寝て、相方も元気に復活!しっかり朝食も摂れるようになっていました。
朝食後に朝風呂に入り(笑)宿のクルマで表彰式会場に向かいます!
かずき
今年はアフターパーティもありました!
表彰式後は友人のクルマで黒姫駅に落としてもらい、帰路につきました。
かずき
電車のタイミングが合わなかったので、駅前のお店で軽食を食べて待ちました!
黒姫駅→長野駅と移動し、あとは新幹線で東京へ戻ります!
かずき
連休で指定席は満席(^_^;自由席で戻りました。
食べてばっかりだね(笑)
さっちゃん
帰宅後はさっちゃんと反省会をしました🍺
なお、私はFTR100の試走に繰り出していました!
さっちゃん
レースの振り返り
2年目の信越五岳ペーサーは残念ながらミッション失敗でした。バックル持って帰って欲しかったですが、また次の機会にチャレンジして貰えたら、と思っています。
反省、課題
今回なぜ全然ダメだったか。あくまでボク目線からになりますが、振り返ってみようと思います。
かずき
一言で片付けると「準備不足だった」かな、というコトバに周約されると思います。
準備不足といっても、富士登山競走やサロマ湖100kmも出場されていたので、トレーニング自体の不足はなかったと思います。問題は「信越五岳」の100マイルの制限時間33時間がいかにタイトスケジュールか、という認識とそれに対する心構えや対策や、情報共有の部分です。
かずき
あまり比較は良くないとは思うものの、2022年大会前と比べると大会までの準備が少なかったと感じることが多々あるのは否めませんでした(^_^;
私から見ても、2022年の方が準備段階で色々やっていたと思うかな。。。。
さっちゃん
- 事前の一緒に走る機会を作れなかった
- 事前MTG不足=情報共有不足
- 具体的なタイムチャートを作成してなかった
- エイドワークの共有不足
- 熱中症対策不足?
事前の一緒に走る機会を作れなかった
相方が四国在住の方なので、一緒に走る機会を設けることは難しかったです。
かずき
登り下りの得手不得手、どれぐらい引っ張っても大丈夫か、などペーサーをする上ではとても大事な情報です。
確かに、一緒に走った経験がまともにないと、相手のクセや特徴がわからないよね(^_^;
さっちゃん
実際2022年の時は一緒に練習で走った経験がレース中に生きていました!走力が近かったり、一緒に練習している機会が多ければ神経質にならなくても大丈夫だとは思いますが、そうでない場合は何か他で補う必要があったと思います。
事前のMTG不足=情報共有不足
一緒に走れなかった分、連絡を密に取って情報共有出来ていれば良かったのですが、そこまで多くは出来ませんでした。
かずき
直接会わなくても、今はzoomやSNSといった手段は多いですからね!
あくまで個人的な意見になりますが、MTGに関しては「選手主導」でやるべき事項だと思うので、あえてこちらからアプローチしませんでした。ただ、選手側からのアクションがあまりないとペーサーの不安は大きくなる日々だったのは否めません。
ペーサーに限らず、サポートの方も同じことが言えるね(^_^;
さっちゃん
また、今回パニック症状が出て動けなくなりましたが、DNF後に宿の方との会話した(※相方と宿の方の交流は長いらしい)中で発覚した事実ですで「パニック症状は元々起きやすく、クスリを服用することもある」とのこと。こういった大事なことを共有出来てなかったのは非常にマズかったですね。。。
かずき
当然のことながらマーシャルの方にも「パニック症状とかは出やすい方なの?」とも聞かれましたが、そこは即答できませんでした(^_^;)
具体的なタイムチャートの共有をしていなかった
昨年の相方「ゆりさん」の実績を基にイメージした、ということは聞かされていたのですが、具体的なチャート表の共有は出来ていませんでした。昨年の経験があったので、まだ良かったと思いますが、信越五岳未経験者がペーサーだったら共有なしは厳しかったんじゃないかな、、、と思います(^_^;)
私だったら情報共有なしは厳しいと思う。。。。
さっちゃん
すぐ見れるところに情報がないのは厳しいので、行きの新幹線の中でスマホ表示できるようにメモを作りました✍
エイドワークの共有不足
信越五岳トレイルランはとにかく時間がない=制限時間が短いレースなので、完走目標の選手にとってエイド滞在時間短縮は最大の肝になると思います。
かずき
ペーサーがエイドワークの手伝いをすることでエイド滞在の短縮は可能だと思います。
今回のミスは「ドロップバックに何が入っているのか、共有がなかった」こと。元々どうする予定だったのかわからないと手伝うにも手伝えません。。苦笑
これも一緒にロング走の練習をしていたら、色々作戦練れたかもしれないね。
さっちゃん
熱中症対策不足?
相方は2022年大会に参加した際も猛暑にやられ、黒姫エイド一つ前の池の平スポーツ広場エイドでDNFだったとと聞かされています。このときの原因や考えられた対策は共有されていませんので何とも言えませんが、2年連続で同じ状況に陥ってしまった点に関しては何かしらの対策不足はあったと感じています。
これも事前に一緒に走る機会があったら打開策を見出せたかもね。。。
さっちゃん
レース中、もう少し何か出来なかったのか?
タイムチャート表が共有出来ているという前提で予定時刻から大幅に遅れたり、その他何かトラブルが起きてしまったら随時連絡を取り合うことで何か手助け出来た可能性があります。(もちろん、睡眠中の真夜中に連絡あっても厳しいけど。苦笑)
かずき
今回の熱中症の原因は昼間の灼熱の暑さ他ならないので、ボクだったら「関川にドボンで対処」かな、と思います(そんな助言も出来ます)
順調だったら「順調!」って連絡あるとイイものね!
さっちゃん
連絡は文字に起こさなくても「ボイスメッセージ」を活用すれば選手自身の負担もほぼないと思います。
というか、ペーサーの人選ミスだったのでは?!
ここまで思い付くことを色々挙げていましたが、そもそも論として今回の相方のペーサーとボクの性格が合っていなかった?!って思う部分も多々ある気がしています。
かずき
その性格が災いしてフォローがうまくいかなかったのあります。(対応の引き出しを増やさねばならないという自分自身の課題でもある。。苦笑)
どちらかというと、ストレートにガンガン言うタイプだもんね(^_^;(たぶん、私はその方が合っているタイプ)
さっちゃん
相性ってあると思うので、それも含めてのペーサーな気もします(^_^;
2年連続でペーサーとして参加して感じたこと
今回のレースを通して、どんな方がペーサーに適任なんだろう?ってふと思ってしまいました。
かずき
要素は色々あると思いますが、第一条件は「走力ではない」と思います。
やっぱり、いつも一緒に走っている方同士がお互いをのことを知っていて1番イイんだろうなって思います。
さっちゃん
そして、走力の違いが大きければ大きいほど感覚の擦り合わせは必要な気がします。
かずき
記録や順位狙いの選手と完走目標の選手の攻めどころは違うことが多いと思います。
例えば、黒姫エイド先の林道エリア。記録や順位を狙っていったらココはしっかり走れないとお話になりませんが、完走目標の選手の場合はしっかり走るには暑くなっている時間帯なゆえに走るだけだと潰れてしまいます。(このことは2022年大会時に一緒に走りながら認識していって、思考を切り替えていきました。苦笑)
この林道は貯金を崩しながら耐えてる区間と割り切り、マイナスを最小限に食い止めて涼しくなってから取り戻すという作戦がイイのかもね。
さっちゃん
かずき
走力が近いと「攻めどころ」「耐えどころ」のイメージも近いと思うので、感覚の擦り合わせもラクな気がします。
あくまでペーサーは選手のチカラを後押しはできるけど、基本的にはペーサー自身の能力を超えることの手助けは出来ないので、そこは忘れてはいけないポイントかなと思います。
引きずり回すにもその耐えられるそもそもの体力は必要だしね(^_^;)
さっちゃん
あとはペーサー経験者、信越五岳完走者の方がレースそのものをわかっている分、一緒に対策を立てて行けるのかな、と思います。(身近にそういった方がいるとイイですね★)
また信越五岳に参戦してみたい?!
大会会場に来ると、再び信越五岳100マイルにチャレンジしたい気持ちが湧いてきますが、最近の夏場の暑い状況が続いていることを考えると、なかなか練習を積んだりコンディションを整えるのは大変だなぁ、、、と思います(^_^;(暑いのは基本弱い。。。)
あとは仕事との兼ね合いのバランスもあるよね。
さっちゃん
「チャレンジしたい!」ってう気持ちは色々噛み合ったタイミングで来ると思うので、それまではまた機会があったら「ペーサー参戦」が現実的かな、とか思っています。(次はさっちゃん選手の番?!)
そのときが来たら、頑張ります!!!
さっちゃん
信越五岳トレイルランニングレースは関門など色々キツイ要素はたくさんありますが、挑戦し甲斐のあるレースだし、ゴールは他のレースでは味わえない瞬間が待っていると改めて感じました。走り切らないと見えてこない世界ってあると思いますので、機会がある時はぜひチャレンジしてみてくださいね★
かずき
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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さっちゃん