目次
京都駅からシャトルバス
有料ですが、京都駅から大会シャトルバスが出ています。シャトルバスに乗り込み会場入りし、少しのんびりしながら準備していきます。



レースの様子
8:30開会式、8:50レーススタートです!滋賀県の大会なのに東京在住の友人に多数会うという不思議(笑)

スタート地点は標高800mぐらいはあるハズなのですが、すでに凄く暑くなっていて汗もダラダラ。。。灼熱サバイバルレースになりそうなイヤな予感がしかしてきませんでした。。
8:50スタート
スタートの様子だけを見てみると、とても穏やかで厳しいレースには見えないかもしれません(笑)

最初の境内の中は鏑木さんがゆっくり先導します。そのため、スタートダッシュする選手はいません(笑)
START~2A根本中堂

ざっくり表現すると、下りて上がって下りて上がってを繰り返すギザギザコースです。トレイルの道幅は広くないので基本は1列のトコロが多くなるような気がします。

写真は1Aまでの上り下りだったと思います。写真の前に3~4名いて一緒に進んでいました。上りは比較的スムーズに進めていましたが、下りは前とリズムが合わず、流れが悪かったように感じます。ペースは余裕持って、呼吸が乱れないように、というのを心掛けていました。オフィシャルエイド以外にも私設エイドがあり、給水と補給はもちろん、被り水ができる時は積極的に水をかけていくようにしました。
2A根本中堂~せりあい地蔵前給水所

スタート~2Aの区間タイムは2時間39分03秒でした。エイド通過計測タイムは補給する場所の先にあるのでエイドOUTタイムという認識でいいかと思います。
エイドでは水、塩、そば(※汁も飲む)、コーラなどしっかり補給して、ほどほどにリスタートします。暑さはかなり気になりましたが、まだ余裕はあったと思います。エイドを過ぎてしばらくは下りパートが一気に増えます。
個人的には地図の『青龍寺~地蔵』のパートが1番のヤマだと思います。1度完全に下りて、また上り返します。この下りがかなりガレていて、個人的に1番苦手にしているパターン。。下りのテンポが非常に悪く、地蔵までかなり苦戦しながら下りていました。。
2Aを出てからは比較的単独走が多かったのですが、地蔵の上り返しから気付けば後ろにかなりのランナーが続いてました。地蔵からのつづら折りの上りが続きます。普段はあまり苦手にしていないタイプの上りなのですが、下りでの消耗が大きく徐々に進まなくなり、先に譲る選手が増えていきます。。
暑さもかなり激しく、補給はしていたつもりでしたが、、思いっきりハムストリングスが痙攣します。。

かずき
まじか、、、まだ半分も過ぎていないのに、、、、
かなりの絶望感を覚えましたが、この上り返しの先にエイドがあるのでまずはまで、、、思い直して少しずつ進んで行きました。
せりあい地蔵前給水所~滝寺給水所

水分&塩分補給はもちろん、被り水を繰り返し身体がオーバーヒートしないように気を付けます。制限時間に余裕がある大会ならもう少しゆっくりしたのでしょうが、イメージしていた時間との乖離や抜かれた人数を考えると、あまり時間的な余裕はないと感じていました。身体が程よく落ち着いた、と思った頃にリスタートしますが、実際はそうでもなく。。。苦笑
エイド先もしばらくは細かい上り下りを繰り返します。やはり暑さがつらく、身体が思うように動きません。。今度はハムストリングスと前腿が同時に痙攣します。。曲げる筋肉と伸ばす筋肉をすべて同時に痙攣してしまっては仁王立ちして倒れる以外方法はありません。。。どっちか落ち着いて少しストレッチしようとすると今度はふくらはぎを痙攣。。もがいていたら、今度は前脛を痙攣。。。後ろから来る選手の邪魔になってはいけませんので、コースのはじで倒れこんで、伸ばせる範囲でストレッチし、そしてとにかく塩分を補給します。

かずき
こんな動かないでいる時間なんて全然ないのに。。。。
2Aの通過タイムはほぼ想定内では行けてましたが、ぶっちゃけ時間的に余裕があるモノではないと思っていたので、このまではマズイと感じてました。。
しかも、焦って動こうとするとまた激しく痙攣するので悪循環です。。最終的には腰も攣りました(苦笑)

かずき
腰って攣るんだな。。。苦笑
とりあえず倒れているので、抜かれる選手たちの方には
大丈夫かぁ~?

ランナー
と多数声をかけてもらいましたが、

かずき
全身痙攣してるのでゆっくり行きます!
としか、応えられません(;^_^A(もちろん、ゆっくりしてる時間はない。苦笑)
そんなのを何回か繰り返したあと、たまたま一緒に出場していた友人にも抜かれながら声を掛けられます。不思議なモノで知っている方に声を掛けられるとどっからともなく落ち着き、そしてチカラが出てきます。

かずき
まだレースが終わったわけじゃない、これから!!
とはいえ、身体は絶望的な状況で何か好転させないと、という中でふと冷静にアタマに浮かんだことは、やはり以前友人がやっていたことです。それは
これを実践しよう!

かずき
一応端的に説明すると、
- ゼッケンを留めている安全ピンを1つ外す
- 針の先端をほんの僅かだけ出した状態で持つ
- 痙攣している筋肉に針の先端をツンツンツンと突く
というだけです。
ちなみに、ハリ天さんとは青梅トレラン部のレジェンドランナーで、お仕事も鍼灸師をされています。
まずは最も痙攣がヒドかったハムストリングに実践!すると、それまでがウソのように落ち着きを取り戻します。

かずき
よし、イケる!!
そして、前腿とふくらはぎにも施し、とりあえず復活。

かずき
至るところシンドイですが、ここからリスタート!って思いこみました。
徐々に身体が馴染んできて動けてくると気持ちも持ち直します。先ほどの友人にも追い付き、動けていれば光が見えると思って進んでいきます。
滝寺給水所~3A仰木

エイドインする直前に少し急な下りのトレイルがあります。動けるようになっていたものの、下りをまともに進む筋力はありません。。

かずき
下りは辛抱、平坦と上りで突き進むしかないと思いました。
エイドに着くとたくさんおもてなしがありました。フルーツポンチが特に美味しく、気持ちはかなり復活しました!
もう1周して絶対食べに来てね!

エイドスタッフ
と応援してもらったのが記憶にしっかり残っていますね。

かずき
結構ヤバそうな状態だけど、、とは思ってました(;^_^A
エイドの先はトレイルでなく、林道(舗装路)に変わります。走れてる脚だったら時間を稼ぐパートなのかもしれませんが、1度終わった脚では地面の衝撃すら受け止めるパワーがありません。。しかもジリジリ照らす太陽、、、まさに修行です(;^_^A
このへんから先ほどの友人と抜きつ抜かれつを繰り返していました。上りはボクが先行しますが、平坦と下りで抜かれ、、というのをずーーっと繰り返していました。
3A仰木~4A横川

進まない身体を根気よく動かして3Aに着いたと思います。

かずき
友人と抜きつ抜かれつを繰り返して進めたのが良かったのだと思います。本当はお互いもっと先を急ぎたかったんでしょうけど(笑)
思うように進まない、地面の衝撃がツライ、というのはなかなか堪えました。。。

かずき
2018UTMFのあとに出場した2018ARTと状況が近かったので、ボロボロになっても動かす方法は身体が覚えていたので進めていたのもあります。ひと言で言えば免疫ですかね(笑)
残りの時間と距離をイメージしながら進みますが、50km関門時間にギリギリな状況になっていると感じていました。林道で稼げないのは結構絶望的です。。。汗
3Aからまた林道をひたすら進み、最後下りきったところにエイドがあります。相変わらずロードの下りは絶望的で全くチカラが入りません。。もちろんまた友人に抜かれ(笑)後ろから置いていかれないようにもがいてます。エイドの直前に氷を渡してくれるスタッフがいて、神!!って思いました。コースは修行ですが、スタッフの方々の神対応っぷりには感謝しかなかったですm(__)m

かずき
大会スタッフはほとんどトレイルランナーのようで、この過酷な状況を自分事のようにサポートしてくれます。なので、声掛けも本当に的確でチカラになります!
エイドアウトした先のスタッフに
ここから上りで、次のエイドまで〇〇分ぐらいかなー。。。

大会スタッフ
最後のトーンに気になって時計をみると時間が怪しい。。。
良くも悪くも、この先がトレイルメインの上りパートで気持ちで進めばなんとかなる?!パートであり、悪あがきするにはココが最後。イチかバチか、プッシュするしかない!!!
4A横川~再び2A根本中堂、そしてレースの終焉

気持ちのエンジンが入ったら思ったより身体が動くみたいで、シンドイながらも上りは突き進んで進めました。夕方になるにつれて気温が下がって動きやすい状況になっていたというのもありますが、もう少し早くスイッチ入っておけば、、というのが今の気持ちです(笑)
4Aまでは比較的スムーズに来れたと思います。エイドインすると、選手が数名まだエイドにいました。時計に目をやると、相変わらず50km関門時間までは厳しいままでした。稼げなかったと言うべきか、まだギリギリ手が離れなかったか、と言うべきか。。。先にエイドインしていた選手が
このまま終わるも地獄=DNF
このまま進むのも地獄=修行の道リターンズ

ランナー
と呟いていたのが印象的でした(;・∀・)
1%でも可能性が残っているのであれば、しっかり最後まで挑まなければ関西まで遠征してきた甲斐がありません。最後のチカラを振り絞ってエイドアウトします。

かずき
やっぱり、最後まで悪あがきはしたいものです!
4A~50km関門までは3km林道下り、2km上り返しです。
とにかく下りで突き進まなければチャンスは現れないので、脚が悲鳴をあげている中で必死に飛ばします!!……が、㌔5分でしか進んでいないこの絶望(;^_^A(笑)色々堪えます。。。汗

3km下っても相変わらず稼げていない状況でラスト2km上り返し。絶望感増す中で踏ん張るのって本当に大変。。。汗
悪あがきして飛ばしてきた影響か、ふくらはぎが再び攣りそうになりますが、動きながら落ち着かせます。ここまでくると身体が条件反射でどうにかできるのか(笑)

最後の上りで1人パスします。50km地点で出し切るつもりで突き進みます。しかし、このトレイルを上り切った先には畳みかけるように階段とロードの上りが現れ、絶望の嵐となってメンタルに襲い掛かってきます(;・∀・)
上り切った先に応援している方々がいることに気付き、ようやく関門付近だなって実感。
ふと時計に目をやると残りの時間を確認するとあと1分を切っていた。。。あっ、、カウントダウンが始まる。。。
こんな暑い状況で本当に頑張ったよ!!
胸張りなよーー!!

応援
いつもだったら絶対大丈夫だったから!!
今年が条件悪いだけだよ!!

応援
色々声をかけてもらいながら、人生初のDNFを受け入れる瞬間が近付きます。。。関門時刻を告げるアナウンスがちょっと遠く(あと300~400mぐらいかな)から何となく聞こえてきて、さすがにそこからはゆっくり歩いて進みました。(もとい、上りでゆっくりしか進めなかったんですけどね。笑)少しずつゲートが近付き、比叡山トレイルランは幕を閉じました。。

2 件のコメント