こんにちは!ウルトラトレイルランナーかずきです(^^)/先日、The 4100D マウンテントレイル in 野沢温泉 2021の前日移動の様子を記事にしました。今回はいよいよレース編です!
かずき
ウルトラトレイルランナーかずき(@kazu.runlog)です。
JR神田駅から900mの「しらとりスポーツサポート」にてマッサージ・鍼治療・ランニングレッスンを担当しています。
さち(@runninghigh42.195)です!
友達からは「さっちゃん」と呼ばれています(^^)/
フルマラソンサブエガ(2時間50分切り)と各種トレイルラン大会で上位入賞を目指して、楽しく走り回っています!
さっちゃん
目次
起床~スタートまで
予定通り5:00に起床。宿のご厚意で朝5:30から朝食をいただくことが出来ました!!(写真撮り忘れた。。苦笑)
かずき
温かいご飯とお味噌汁をいただけるのは嬉しいです🎵
スタート会場が近いのもあり、食後少しゆっくりすることも出来ました!テーピングなど、必要なこともしっかりやって会場には徒歩にて移動します!
かずき
宿の方にお願いをして、クーラーバックに入れる保冷剤を借りることが出来ました!(これがレース中に大きなチカラを発揮します!)
会場に着いたら、さっちゃんは忘れたゼッケンベルトを購入。
荷物の準備をして、少しブースめぐりしたり、久しぶりに再会した友達と談笑したりしてリラックスしてスタートを待ちます。
かずき
スタート前に会えることで、よりしっかりゴールしなきゃ!!と思えるようになります(^^)/(Topoの公式Instagramに写真を載せてもらいました!)
準備段階と変更した点
あまりの灼熱具合にレース中は思考回路マヒしやすくなると思い、エイドでの作業の簡略化などを理由に予め準備・想定したプランを多少変更しました。(準備編と是非対比してご確認ください!)
❶ヘッドギア
スタート時はヘッドバンド、第3セクションからサンバイザーのつもりでいましたが、スタート時で日差しの強さを激しく感じたので、最初からサンバイザーで行くことにしました!そして、最近使ってなかったサングラスの投入も確定。
❷水分補給はハイドレーション
第1~第2セクションは ソフトフラスク×2本体制の予定でしたが、スタート時からハイドレーション2Lで行くことにしました!理由は第2セクション終了時で入れ替え作業が面倒になりそう、というのが主な理由です。
かずき
なお、予備のソフトフラスクは空の状態でスタート切ることにしました。
❸新兵器「塩ジェル」の投入
クエン酸ドリンクやエナジージェルでお馴染みメダリストの新商品!大会直前の時期に営業さんがSNSでシェアされているのを発見し、アートスポーツ本店で入手しました!
かずき
塩ジェルはMEDALISTの公式オンラインショップの取り扱いがなく、まだテスト販売中のようです。
テスト販売中の #塩ジェル#西勇輝 選手のインスタストーリーで
— メダリスト (@arist_no_mise) July 13, 2021
紹介していただきました😊
暑い日のスポーツ中の塩分補給に☀️ pic.twitter.com/TgGIGLJmRL
アートスポーツさんで取扱があり、ヨドバシドットコムからも購入できます!(1本162円)
かずき
5本GET出来たので1本は事前に味見で使い、残りの4本をさっちゃんと分けて使いました!
なお、サイダー味で運動時のミネラル補給には程よい塩っぱさだと思いました!ジェルなので、粉状のとは違いむせる心配がないというのが最大のメリットかな、と思います。
気になった方は是非お試しください(^^)/
さっちゃん
❹予備のアームカバーはドロップへ
いつもアームカバーはザックやポケットに忍ばせておくのですが、今回はほぼ100%使用することはないと感じ、万が一用のドロップに入れました。
レーススタート!
7:00定刻通りレースはスタートしました!(ウチは第1ブロックのスタート)
かずき
スタートは最前列で目立って行きます(笑)
第1セクション(23km)
スタート地点であるオリンピックスポーツパークから坂を下り、温泉街の方へ行きます。温泉街をグルってまわるように走り、 一度オリンピックスポーツパークの方に戻ってきてから本大会最高峰の毛無山(標高1,650m)に向かって行きます。
かずき
オリンピックパークに戻ってくるあたりでスタートから約6kmになります。
温泉街ぐるっとまわっただけで、あまりの暑さで早々に身体はオーバーヒート💦オリンピックパークに向かう上りの麓に湧き水ポイント(※スタートから約5km)があるので、迷わず水の補給と空にしていたソフトフラスクに水を補充して被り水を確保しました。
湧き水は冷たいので被り水にも最適です(^^♪飲み水はまだまだ充分あるので、適宜身体を濡らして先を進んで行きます!オリンピックパークに戻り(正確には目の前を通過)毛無山に向かいます。ロードから次第に砂利道の林道と変わります。
かずき
登山口まで3km弱、林道が続きます。
林道で後続ブロックからスタートした速いランナーに抜かれていきます(;^_^A登山口に着いた時には優勝された長田選手に抜かれました(;・∀・)
かずき
この先のトレイルでトップ選手に抜かれるのは確実だけど、滅多にトップ選手の登りの姿は拝めませんので、道を譲りながら走りを見て行こうと思っていました。
トレイルに入ると時々沢で水を被れますので、身体が熱くなりすぎないように時々水を被りながら進んでいきます。なお、途中で滝を観ることも出来ます!
かずき
途中、鎖場があるので、そこは注意しながら進みましょう!(渋滞しやすいのはやむを得ないと思います)
標高が上がるにつれて、足取りが悪くなってきます。。最近トレイルに行くたびに上りのペースが悪いのは気になっていましたが、今回も同様に悪いままでした💦(どちらかというと、上りの方が得意なのですが。。。苦笑)
かずき
4年前に参加した時、登りこんなに苦労して登ったかなぁ、、、と思いながら進んでいました(;^_^A
やっとの思いで毛無山(※スタートから14km弱)に到着した頃には結構消耗していましたが、エイド近くなことを確信し少しホッとします。毛無山から下って行くと待望のエイドに到着します!
長坂ゴンドラ・やまびこ駅エイド①
スタートから約15kmほどになります。なお、エイド直前にエイドを出た選手とすれ違うポイントがあり、ここでタイミング良く友達などとすれ違いが出来ればエール交換が出来ます。
エイド提供品はコロナの影響で最小限となっており、水・バナナ・MANABARのみでした。
かずき
このご時世でエイドがあるだけで感謝です!!
まだハイドレーションの水は充分あったので、水を被り、ソフトフラスクの水だけ満タンにしてすぐ出発しました。(エイド滞在は1分以内)
かずき
水がとても冷たく、気持ち良かったです!
水で熱を飛ばすことで、身体的も精神的にラクになりますね!この日ドボン出来るポイントがあったら、さぞかし殺到したことでしょう(笑)
危険個所である「風ごうろ」にてトラブル発生
やまびこ駅から標高を下げていくわけですが、レース中の危険個所とも説明がある浮石が多い風ごうろを通過します。怪我をしやすいポイントなので、当然気を付けて進む必要があります。(渋滞ポイントの1つですね)
かずき
この手の下りが年々苦手になっていて、少し困っています💦
前後あまり人がいない状態で風ごうろに突入したのでマイペースに進めていましたが、ここでまさかのコンタクトレンズがズレるという大惨事💦💦完全に片目が使えない状態になってしまい、非常にデンジャラスな状態でした。。。
かずき
予備のコンタクトレンズおよびコンパクトミラーは救急セットに入れていましたが、足元が危ない場所での交換は出来ないので非常に焦りました💦
少し下ってから足元が安定かつ見通しの良い場所を見つけたので、そこでコンタクトを交換。怪我なくそして渋滞を起こさず過ごせて、ひとまず一安心。風ごうろのエリアを抜けるとロードに変わります。この先下りだけでエイドに向かえるのかなーと思ってしまうぐらい気持ちのいい下りが続きますが、一旦登り返すので油断しないでくださいね(笑)
第2セクション(14km)
スタート地点のオリンピックスポーツパークに戻ってきます!多くの選手がコースに出ているので、会場が広々感じます。
ソフトフラスクをうまく使えたので、ハイドレーションの水分はあまり消費せず。そのため、水はソフトフラスクのみ補充でエイドタイムの短縮に成功。ジェルはスタート時から第2セクション分まで所持していたので予定通り補充なし。リカバリー補給食「オレは摂取す」だけ摂って出発しました!
『オレは摂取す』をお得に購入できる紹介コード
「オレは摂取す」定期購入コース初回購入時にクーポンコード【TMAHP9CZ】を入力することでお得に購入することが出来ます!
※2か月目以降は20%OFFの12本4,560円=1本あたり380円
※いつでも一時停止、再開、お届けサイクルの変更、解約が可能。次回お届け予定日の7日前までにお電話にてご連絡を!
TMAHP9CZ
私は暑さにやられていましたが、オレは摂取すの優しい味や補給しやすさは本当にピカイチでしっかり補給することが出来ました!
さっちゃん
保冷剤パワーが想像以上に強力で、しっかり冷えた状態で補給出来ました!(感謝感謝!!)
かずき
事前に凍らせて持ち込めたら、イイ感じに溶けたモノを補給出来たかもしれません。
この時失敗したなーと思ったのは、トレラン元気印のコーラを準備してなかった、ことです💦ここまで冷却効果があるのであれば充分美味しくチャージできたな、、、と思いました💦
コーラを飲むと元気になるのはウチだけじゃないハズ(笑)
さっちゃん
エイドを出たあとは、北竜湖に向かいます。向かう途中で上り下りしますが難しいところはありません。湖畔を2/3ほど走ってから小菅神社に向かう石段エリアに突入します!
かずき
ここまでは道中の暑さの方が強烈でしたね。。
小菅神社
第2セクションのヤマ場です!最初は石段が続き、トレイルが急になっていきます。ピークである小菅神社奥社(約30km地点)まで約500m+Dアップします。なお、途中に鎖場の登りがありますので、要注意です!
かずき
登りでヘベレケになっていて、全く脚があがりませんでした💦
暑さなのか、疲労なのか、、もはやよくわからない感じでした💦途中、湧き水?沢?で水が汲める場所があるので、被り水は確保。飲まないので、冷たければヨシ(笑)
かずき
ソフトフラスクにはバクテリア除去のフィルターが付いているものあるので、こういったときに便利かもしれません。
小菅神社奥社への距離は100mごとにあるのですが、数字がなかなか減らないのはかえってキツイ💦奥社にスタッフがいることを確認して少しホッとしました(笑)
かずき
奥社まで来ると、厳しい登りはひとまずここでひと段落です。
少し平坦なところを走り、今度は登ってきた分を一気に下ります!一応階段が続くのですが、段がわかりにくい部分もあったかと思います。
かずき
最近下りに手こずることが多く、今回も例外ではありませんでした💦
手こずっている時に後ろから女性1位の選手に抜かれます💦2014年の時も当時の女性1位の選手にココで抜かれたのですが、今回は後方ブロックからの選手なので、実際はかなりの差がついています⤵ ⤵
一気に下ったあとは平坦なトレイルを抜けて灼熱ロードへ!その後登り返して行ったら2回目のオリンピックパークエイドに到着します!
第3セクション(2021年大会は24km/例年は28km)
2回目のオリンピックスポーツパークです。第1セクション終了後のランナーも多く、エイドがごった返していました💦
全身熱を持ったような感じでエイドIN。すぐ水を被って放熱したかったのですが、第1セクション終わったばかりのランナーと被ってしまい少し順番待ち(;^_^Aこればっかりはタイミング次第なので、仕方ないですね💦
かずき
みんな水を求めている光景はなかなか凄かったかもしれません(;^_^A
ハイドレーションとソフトフラスクを満タンにしたら、個人エリアに移動。汗ぐしゃになっている手袋を新しいモノにチェンジ。ジェル&経口補水パウダーを補充し、リカバリー補給食「オレは摂取す」を補給。
かずき
この時点でも保冷剤パワーは健在で充分冷えた状態で持ち出すことが出来ました!(やはり、コーラを用意しておくべきだった。。)
『オレは摂取す』をお得に購入できる紹介コード
「オレは摂取す」定期購入コース初回購入時にクーポンコード【TMAHP9CZ】を入力することでお得に購入することが出来ます!
※2か月目以降は20%OFFの12本4,560円=1本あたり380円
※いつでも一時停止、再開、お届けサイクルの変更、解約が可能。次回お届け予定日の7日前までにお電話にてご連絡を!
TMAHP9CZ
サングラスを置いていく決断
本来であればゲレンデエリアを多く通過する第3セクションで必須だったのですが、道中レンズが曇ってしまい着けたり外したりする場面が多かったので、置いていく決断をしました。
かずき
これはボクが悪かったのですが、この見づらさは単にレンズの汚れを放置していたのが原因でした。道具も定期的にメンテナンスしておかなかったツケです💦
最後にリカバリードリンク「RUNSHOT」を手に取って出発!歩きながら出来ることは歩いて行なうことでエイドタイム短縮を図ります。
RUNSHOTをお得に買えるクーポンコード
公式オンラインショップからのご購入の際に『クーポン番号:21073』入力で
『500円OFF』になります‼️
なお、本クーポンは1回限りでなく「何回でも」ご利用できます😊
*利用期限:2021/9/30
21073
かずき
RUNSHOTはクエン酸が効いて非常に飲みやすいです!暑いときにスッキリ飲めます!
エイド出た直後はロクに走れずでしたが、早歩きを挟み少しずつ走るようにして先を急ぎます。エイド出て間もないところになりますが、湧き水が勢いよく出ているのポイントあるので水をしっかり被って行きます!
かずき
ちょっと走っただけで身体はオーバーヒートしてましたね💦
次第にゲレンデエリアに途中します。とにかくアチーので着実に進むことを目標にします。脚はすでにかなりシンドイ状態になっていて、下りのチカラは入りにくい状態でした。。下りのヘッポコ具合は何とかしていかないとです💦
かずき
下りは年々下れなくなってきている気がします💦
ちなみに、ゲレンデエリアの麓で放水されている方がいて、さっちゃんは思いっきり浴びて行ったらしいです。
子どもが水浴びしていたところに「私もお願いしますーーー!!」ってお願いしたら笑いながら水をかけてくれました(笑)
さっちゃん
1度ロードに出て少し走ったら再びトレイルへ。トレイルと言ってもゲレンデを上がる感じでひたすら修行な感じです(;^_^A
かずき
ゲレンデの登りで前にランナーを何人も見かけて少し元気になって進めたのですが、灼熱具合に身体が耐え切れず次第にペースダウンしてしまいます💦
最大のミス発覚!「岩塩しおまる」を忘れる💦
被り水用の水は早々になくなってしまい、かなり厳しい展開に。水はかなり残っていたのですが、水だけでは身体が受け付けなく(吸収できなく)なってきます。経口補水パウダーの消費が想像以上に激しく、第3セクションの行程がまだかなりある状態で売り切ってしまいました💦
かずき
もう一つのミネラル補給に岩塩しおまるを用意していたのですが、前夜にミネラル補給してザックに戻し忘れるという失態を犯していました💦
途中から手のシビレや足攣りも出始め、熱中症症状が出始めます。速く進むというより、着実に生き残って進むサバイバルモードに突入していた感じです(;^_^A
かずき
走ろうとすると痙攣しそう
⇒走れないと汗を掻けないので水を吸収できない
⇒余計走れなくなってゆっくりしか進めない
⇒灼熱の太陽で消耗
という負の連鎖タイムでした💦
恵みの雨で復活
ずーーーーっとシンドイ時間が続いていたのですが、巣鷹湖の近くのトレイルに入る頃から奇跡的に雨が降ってきます☂雨が降ることで身体の熱はもちろん、気温も下がり、身体を動かしやすくなってきます。しかも緩やかなトレイルパートに突入したタイミングで友人に追いつくという精神的にもラクになる条件が重なり、走りが復活!!完全に運が良かったです!!(この雨がなかったら1時間以上ゴールタイムが遅かった気がする💦)
かずき
長いレースは諦めないで前に進めば、不思議と急に復活できることがあります!
気持ち的にラクになった状態でエイドが見えてきます。この時、不思議ともう大丈夫って確信が持てました!
雨パワーで復活するとか、やはり雨オトコだよね(笑)
さっちゃん
長坂ゴンドラ・やまびこ駅エイド②
2回目の長坂ゴンドラ・やまびこ駅エイドです。この先、登りがほとんどないので、気持ち的にも急激にラクになります。
まずはトイレに寄って余分な水分を排出。(おしっこの色はわりと黄色めで脱水信号あり)
ハイドレ―ションとソフトフラスクを満タンにし、水をしっかり飲む(たぶん一気に1L近く飲んでいた💦)
最後にMANABARを食べて出発。エイドタイムは3~5分ぐらいでしょうか?
かずき
今回のMANABARは一口サイズ特別仕様になっていました!
エイドアウトする時にちょうど女性2位の選手がエイドイン(;・∀・)(※後方ブロックの選手なので、実際のタイムはかなり差があり)さすがにこれ以上女性に抜かされたくない、と思って変なエンジンがかかる(笑)
かずき
雨とエイドで心も身体も復活していたし、この先が下り基調ということもあって、エイドで飛び出したら走りが戻りました!
エイドすぐ出たあとはゲレンデの下りトレイル。しばらく進んだら久々の普通のトレイルを下ります。前方にいる選手(つまり、登りで置いて行かれた選手)をパスしながら進めるので、完全に走りは蘇っていました!
かずき
「いける!」と思えた時の走りはそう簡単には崩れない気がします。
トレイルを抜けたら5kmほどロードの下りが続きます。途中、やまびこ駅に向かって登って行く選手とすれ違う「灯篭木峠」でエール交換します。下って標高が下がるごとに暑さを感じてきます💦
かずき
雨がやんで、濡れた路面から蒸気が上がるほど急激な温度上昇だったので、ここでも被り水に助けられました!
一気にロードを下っている途中で最後のトレイル(ほとんど下り。約2km)に突入します!その時、スタッフの方に
トレイルの出口に熊情報あったから気を付けてね!
友人
と伝えられますΣ(・ω・ノ)ノ!とりあえず、腹くくって進むしかないです。
かずき
この熊情報はなんと優勝した長田選手が遭遇したようです!(※ゴール後の談笑で知る事実)
なお、この時のエピソードを長田選手自らツイートしています。
この前レースのラストのトレイルで子連れの熊に遭遇して親熊に突進されたのだが、そのときびびってダッシュで逃げたら、熊が引き返してくれて助かったという出来事があった。背を向けて逃げるなと聞いたことがあるが、子連れの熊の場合、いかに子熊との距離を取れるかが重要なのだと実感したわ😱
— 長田豪史 Goshi Osada (@osada_0354) July 28, 2021
無事トレイルを抜けるとゲレンデエリアの林道を少し登り返したのち再びロードへ!ロードに入ると下りになるので、動かない身体を必死に動かしラストスパート!2~3kmほど進むとオリンピックスポーツパークの下にある湧き水ポイントに戻ってきます!
かずき
ロードの日差しが強くて全身熱くなっていましたが、自販機や湧き水の誘惑に負けないで、残るチカラを振り絞って前を進みました!
湧き水ポイントからラスト1km登り返してオリンピックスポーツパークへ!この灼熱地獄がようやく終わる。。。笑
かずき
例年のコースと比べて第3セクションが4kmほど短い=+30分程度短縮というのを考慮すると、例年のコースであれば、8時間50分切るぐらいのタイムになるかと思います。
ゴール後はオーバーヒートした身体をしっかり冷やして、さっちゃんの帰りを待ちました。
8時間50分17秒・女性総合5位&年代別1位でした!(男性含めた順位では45位)
※リザルトはこちら
さっちゃん
『オレは摂取す』をお得に購入できる紹介コード
「オレは摂取す」定期購入コース初回購入時にクーポンコード【TMAHP9CZ】を入力することでお得に購入することが出来ます!
※2か月目以降は20%OFFの12本4,560円=1本あたり380円
※いつでも一時停止、再開、お届けサイクルの変更、解約が可能。次回お届け予定日の7日前までにお電話にてご連絡を!
TMAHP9CZ
レースあとがき
まず今回開催に踏み切ってこの舞台のために奔走してくれた大会事務局の方々をはじめ、スタッフの皆様には感謝しかありません。本当にありがとうございます!お陰様で苦しくも楽しい時間を過ごすことが出来ました!
かずき
大会ぐらいでしか会えない友人も多いため、同窓会のような再会の連続は本当に嬉しかったです!
この過去に経験したことのない灼熱レースで、一時は本当にマズイんじゃないか、とも思いましたが何事もなく終われてホッとしてます。(長田選手から2018年大会はもっと大変なコンディションだったと聞いた時はゾッとしましたが。。苦笑)
ただ、今回のレースは非常に課題が残るレースでしたし、本大会に向けた対策もまだまだありそうなので、忘れる前に思いつく範囲で残していきます📝
リザルトを見て思うこと
多少コースの違いはあれど、2017年大会と比較が出来るので、まずはそちらから。
エイドアウトタイムがわからないのでエイドワークタイムがわかりませんが、多くは変わらないとは思います。
(……とはいえ、多少今回の方が早いと思う、というか早くあって欲しい。笑)
かずき
劇的な変化があったのは第3セクションのみ、ですね(;・∀・)
第1セクション
風ごうろでのコンタクトがズレる事件があったわりには思った以上に遅れていなかった。片目使えずろくに進めなかった&コンタクトを付け替える作業に充てたロスタイムを考慮すると、何事もなかったらあと5分は短縮できたと思います。
第2セクション
第2セクションは全く走れた感触がなかったので、遅くなったのは予想通り。登り下り含め、本当に進まなかった。。。💦登りはともかく、下りが全然走れないのは本当に困ったところ。。近年はロング志向になってスピードを殺してでもスタミナ強化に特化していたので、勢いよく下るパワーが低下しているのはある程度はやむを得ない部分ではありますが、さすがに改善しないと。。。。
かずき
今年はサイラーにすべて標準を合わせていたので、その余波はあるとは思います。(いかに着実に走るか、というのにこだわっていた)
第3セクション
今回も第3セクションはさっちゃんより悪い💦登りが超歩いていたので、その差でしょうね。。その代わり、やまびこ駅エイドからはしっかり走れたので、2017年大会時より速くゴールできることに繋がった、と思います。(2017年大会は脚に全く力が入らず、下りがタラタラでしか進めなかった。。)
かずき
レース中に突如復活するのは、2018UTMFや2018ARTを経験してから起きやすくなった気がします。
熱中症症状炸裂が炸裂してしまったのは、ミネラル不足や被り水の不足でしょう。沢でも用水路でも汲めた水はあったと思うので、そこは判断ミスですね💦
本来第3セクションはゲレンデの急登以外を走れば一気にタイムを稼げるエリア。パワー配分を誤ったと言えばそれまでですが、2019美ヶ原トレイルラン90kmの7kmも続く上り林道をガツガツ走れたことを考えると、それより距離も斜度がないところで走れないのは勿体ないことです💦(暑さは全く違ったけど。。)
私も「あの時あれだけ走れたのに……」って思いました💦
さっちゃん
装備編
準備段階からいくつか変更があったのは記事の最初に通り。それが良かった悪かったも含めて書いていきます。
手袋
マッサージや鍼治療をするコンディショニングトレーナーが仕事である以上、手を守ることはマスト。そのため、手袋は欠かすことが出来ないアイテムです。しかし、暑い場合は手からの熱は体温上昇を招くので、ロードや林道など危なくない場所は適宜外して行きました。結果、着けなきゃ危ないと感じた場所は少なかったので、もしまた出場する機会がありましたら、うまく絞って使いたいと思います。
かずき
第3セクションはポケット保管で良かったですね(;^_^A
ちょっと宣伝ですが、ボクは皇居至近にあるランナー向けシャワー施設「ラフィネランニングスタイル神田店」にてマッサージ・鍼治療およびランニングレッスンを担当していますので、是非遊びに来てくださいね(^^♪(ボクの仕事についてはこちらにまとめてあります)
ヘッドギア
日差しを考慮して、スタート時からサンバイザーに変更したのは正解でした!特別不自由することはなかったです!
かずき
余談ですが、ウチが愛用するバイザー「HALOレースバイザーⅡ」は廃番モデルなため、もしHaloheadbandシリーズでサンバイザーを探す場合はランニングバイザーバンドがオススメかと思います!
ヘッドギアから少し外れますが、暑さ対策という点では首筋を冷やすためにネッククーラータオルなんかも用意できたら良かったかもしれません。
ハイドレーション・ソフトフラスク
ソフトフラスク×2からハイドレーションに変更したのは結果的に正解だったと思います。空のソフトフラスクを持つことで臨機応変に飲んだり水をかけたり出来たのは良かったです!
私はハイドレーション以外にソフトフラスクを準備しなかったことで、第1セクションから暑さに苦しんだ気がします💦
さっちゃん
その代わり、ソフトフラスクを入れる予定だったザックのポケットが1コ完全に空いたので、ウェストパックは不要でした。ウェストパックがあることで短パンのポケットが使いづらくなっていたので、装備類の配置は今後も考えて行く必要がありそうです。
補給食
ジェルに関してはかなり多めに持っていたので、ガス欠の心配はゼロでした!一方で、今回はエイド食の種類が少なかったので、若干味に飽きてきていた傾向は否めません。。
かずき
この飽きる傾向はオーバーナイト時以外では初めてだった気がします。
もしかしたら、いつもはエイド食の恩恵で飽きの心配はなかったのかも、、、と思ったりもしましたが、いつもハセツネも基本ジェルだけで大丈夫ということを考慮するとあの発汗量の影響かもしれません。もう少し塩っぱい固形物を用意していたら状況は違ったような気がします。
そういった意味では塩ジェルを用意できたのは正解だったね!
さっちゃん
コーラを用意すればよかった
クーラーバックの保冷効果がどれくらいのものかわからなかったので、トレラン元気印のコーラを準備しなかった(いくら元気印でも、ぬるいのはイヤ笑)のですが、保冷剤パワーがかなり強力なお陰でかなり冷えた状態をキープできていたことを考えると用意しておくべきだった、と思っています💦
それこそ、コーラあるだけで飽きも違ったかもね(;^_^A
さっちゃん
かずき
宿の方のご厚意で成せたことですが、非常に勿体ない使い方でしたね💦
今後クーラーバックを使って何か準備できるレースがある時は、保冷剤をガンガン活用して色々準備したいと思います!
ミネラルの不足
今回の最大の失態です。経口補水パウダーだけでも10本は用意していたのですが、この暑さでは全く足りずでした。
ただ、不足しても補えるように別途「岩塩しおまる」を用意していたのにザックに忍ばし忘れるというのはアホ以外何物でもなかったです💦
かずき
次のレース奥信濃100では同じポカをしないよう気を付けます💦
久しぶりのレースは厳しいモノとなりましたが、やっぱりレースは楽しいですね!次は約2年ぶりの三桁レンジのレース!(2019信越五岳以来)あと1か月しっかり走り回ってレース本番を迎えたいと思います(^^)/
かずき
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
RUNの記録など、Instagramでも随時更新しています。
よかったらInstagram(@kazu.runlog)の方もフォロー宜しくお願いします!
私のInstagram(@runninghigh42.195)も是非宜しくお願いします!!
さっちゃん
2 件のコメント