目次
レースの様子
結局ほとんど仮眠はできませんでしたが、少しは休めた?と思い込みます。軽くゴハンを食べて仮眠所から出発!手荷物とドロップバックを預けて再び大会会場へ!
18:30スタート!
うまいタイミング整列したら2列目ぐらいの位置でした。スタート地点でも友人に会えたということもあり、話していたらアッという間にスタート時刻直前に(゚д゚)!MCに盛り上げられ、意気揚々とレーススタートです!
信越五岳トレイルランニングレース
パタゴニアさんの投稿 2019年9月14日土曜日
第Ⅰ部|START~アパリゾート上越妙高(55km地点)
大方走れたパートが多かったと思います。当然飛ばし過ぎ注意だと思いますが、自分自身うまくコントロールできたいたかと聞かれるとよくわかりません(;^_^A(笑)
START→菅川(17km)
最初はゲレンデを駆け抜けます。スタート直後かつ夕暮れを自分自身のライトの灯で抜けていくためテンション上がり過ぎます(笑)
かずき
ゲレンデの途中、左右でハイタッチゾーン作って送り出してくれちゃうので、テンションメーター飛んじゃいました(笑)
飛ばし過ぎないようにと心掛けますが、ゲレンデゾーンを抜けると林道パートへ。菅川までノンストップで走ります。
かずき
みんな結構飛ばしていた印象+いまいち自分の調子が上がってないのか、走るリズムがすこぶる悪かったです💦
途中、公衆トイレを通過するので立ち寄ります。ついでに水も被ってオーバーヒートしないように気を付けました。夕方~夜にかけての時間のわりにはかなり暑い。。。
菅川(17km)→バンフ(22km)
菅川は斑尾山山頂に向かう登山口のウォーターエイドで、水のみ補給できます。次のエイドまで5kmしかありませんが、500ml以上消費していたのでしっかり補給していきます。
かずき
スタート前にちびちび補給していたのもありますが、今振り返ってみても通常より消耗が大きかったと思います。
この頃に愛用していたトレランシューズセンスライドなのですが、紐が緩みやすくなるのが気になり、ウォーターエイド着いて1度しっかり締め直します。(この先でも何回か結び直すことがありました)
かずき
最終的に2019年出場レースすべて同じシューズでした(その出場レースでの記録一覧はこちら)
2019年前半戦は同シューズで好結果を残せましたが、夏場からしっくりこない時が増えていたのは事実です。
斑尾山には淡々と進むシングルトラックです。抜かせそうなスペースがある時に声を掛けながら抜いていきます。(斑尾山を抜けるまでだいぶ抜いた。。)山を越えたらまた走れるパートが続くので一気にエイドまで行けると思います。(飛ばし過ぎ注意!)
バンフ(22km)→赤池(36km)
バンフ直前の下りで着地が悪かったのが、お腹に不快感を覚え、エイドインしてすぐトイレへ💦エネルギーと水分補給したのち、コンソメスープをもらいお腹を温めました。
かずき
お腹の調子がイマイチな時は温かいものをゆっくり飲むと良くなる傾向があります。今回も温かいモノ飲んだ時にスーっと身体の中が温まりすぐ良くなりました!(下りの衝撃でお腹が揺れたのが原因か?)
調子が戻ったのを確認してエイドを飛び出します!この先も走れたところが多かったと思います。
途中から110kmの部は走らないセクションに突入します!(暗くてどこだったか不明。笑)
ぐるっとまわりながら走っていた感じで、暗いのもあってずっと同じようなところを走っていた気分でした(;^_^A
かずき
このセクションで動物?っぽい声がどこからともなく聞こえていたような感じがしました。(※熊鈴慣らしてました)風も吹いていたかと思うので気のせいかもしれませんけど(笑)
赤池(36km)→アパリゾート上越妙高(55km)
赤池エイドは計測がありませんが、順位は多少上がってたと思います。(※兼俣林道入口チェックポイントで27位まで浮上)水とエイド食もしっかりいただきます!
かずき
小さく握ってあって食べやすいシャリ玉、塩分補給+お腹を温められる味噌汁が嬉しかったです。
次のエイド間が19kmとコース全体で1番間隔があります。高低差でみてもコブは2つあり、序盤のヤマ場だと思います。1番の懸念材料は「水」なのですが、
かずき
ちょうど夜中にぶち当たるからそこまで発汗はひどくならないだろう
と、事前の準備で判断し、予備のフラスコは用意していませんでした。この事前の判断ミスでのちのち余計なダメージを負います。。
赤池エイドを出てちょっと進むと袴岳を目指して上るのですが、このへんから記憶はあまりなく(苦笑)その先で水切れピンチなったことしか覚えてません💦夜中に強いハズなのに、少し変な眠気出たり、視野が狭くなったり、、、ふと気づけば脱水状態。。しかし、途中から水の残量が気になり出してきたので、積極的に補給するのが厳しくなってきます。。
かずき
昨年の情報を集めると、夜中は冷え込んだというのを耳にしていたのでそれを鵜呑みにし過ぎたのが間違いでしたね。。。自分自身の感覚は大事にした方がイイと思った瞬間です(笑)
おそらく、脱水になってきた理由は以下の3つが挙げられると思います。
- 夜中暑かった
- 選手を抜きながら走ってきたことでテンションも上がり、それによって発汗量が増えた
- 水の補給量が想定以上になった
水に関しては致命傷になるから、不安になったら多めに持つぐらいが良さそうですね!
さっちゃん
第Ⅱ部|アパリゾート上越妙高(55km地点)~黒姫(102km地点)
1コ目のドロップバックポイント~2コ目のドロップバックポイント兼ペーサー合流ポイントまでのお話☆彡
かずき
眠くなってしまったせいもあるかもしれませんが、かなり記憶があやふやなトコロが多いです(;^_^A
アパリゾート上越妙高(55km)→国立妙高青少年自然の家(72km)
エイド前の大きな上りを越えたあとはゲレンデを下っていきます。エイドINしたらスタッフからドロップバックを受け取ります。
かずき
アームカバーもスタート直後で外していました。
ウィンドシェルはコンパクトにできるものを予備でウェストバックに忍ばせていたのですが、エイド到着の夜中1:40で暑過ぎたので今後も不要と判断しました。
5分程度でちゃっちゃとエイドOUTしたかったのですが、それまでの消耗(ほぼ水のせい)が大きかったので諸々手間取りました(;・∀・)
かずき
塩っ気のあるモノを欲していたので、脱水状態は顕著だったと思います。
エイドを出る直前にトイレに寄って出発します!
エイド後しばらくは舗装路と林道の下り基調の道が続きますので、飛ばし過ぎ注意かと思います!下りたあとはしばらく関川の河川敷(注:下流→上流なので地味な上り)を駆け抜けます。
かずき
河川敷は真っ暗のせいもあって結構長く感じられました。。(単独走だったから余計に?)
河川敷で観た月明かりがとてもキレイでした(^^♪
河川敷を抜けたあと、高速道路を越えたりするのでちょいちょいアップダウンあります。河川敷抜けて1人抜いたのですが、無駄にパワー使ってしまい、のちのち響くコトに。。。苦笑
国立妙高青少年自然の家(72km)→池の平スポーツ広場(88km)
エイド到着時刻が3:51。あと数時間で夜明けというタイミングです。エイドINする直前に目の前をネコがピューーンと走っていったのを見たので「人生初の幻覚か?!」と思ったので、しっかり休むことにしました。
かずき
このネコ話をエイドスタッフにもお話しましたが、「ネコいたと思うよ?」ってコトだったので、普通にネコかもしれないです(笑)
ライトのバッテリーは本来交換しなくても明け方までもつモノを使用しています。ただ、スタートよりは光量が落ちているのは事実で、つまずいたり、消耗して視野が狭くなっているのが気になった+二晩目を迎えるペースで必ずどこかでバッテリーを替えなきゃいけなくなるので、先に手を打ちました。
かずき
元々の計画では、バッテリー交換はペーサー合流時にお願いするつもりでした。
予定よりやることが増えて時間も余分にかかってしまいましたがエイド出発です。
エイドの先のことは、ほとんど記憶になく……💦スキー場のゲレンデ(リフトの近く)を上った記憶が少々と1コ山を抜けてからロードに出て、そのあたりで陽が上ったと思います。
しばらくロードを走ったあとゲレンデ越えて、またちょっとロード走って、、だったかと思います(完全にあやふやなので、アテにしないでください。。。笑)
1つ間違いなく覚えているのは赤倉温泉スキー場の超急登の上り、、、完全に足が止まりました(;・∀・)
かずき
このときのアタマは
上りヤバイ、眠い、暑い
の三重苦状態でした(;・∀・)
2018UTMFの時も明け方の時間帯にコテンパンにされましたが、それと同じ状況でした。。とにかく少しずつ、少しずつ進むしかないので、地道に進みます。この上りで何人も抜かれました。上りきって少し進んだところに湧き水があったのが嬉しかったですね!顔を洗い、しっかり補給してから進みました。
かずき
この湧き水はまさしく「命の水」でした(´;ω;`)
このあとゲレンデを下っていきました。脚以上にメンタルボコボコにされてシンドかった記憶しかなく、エイドが本当に待ち遠しいパートでした!
池の平スポーツ広場(88km)→黒姫(102km)
ようやくレースの半分を越えましたってトコロですが、先ほどの急登でかなりぐったりな状況。。そして、エイド到着が朝7時前という時間帯でもかなりの暑さになっていました(;・∀・)
疲労以上に暑さが気になっていそうだね。。。
さっちゃん
かずき
名物の「かんずりラーメン」が超美味しかったです!
これで気持ちがかなり持ち直せました(笑)
かなりぐったりしていましたが、止まっているだけでは何も始まりません。次の黒姫エイドでペーサーと合流できるので、まずは歩きながら前に進みます。想定より黒姫まで着くのが遅くなりそうなので、電話で連絡しました📱何を話したかほぼ記憶にありませんが、
- 想定よりも遅くなる
- 100km地点を通過したら電話をする
って話したのは覚えています(;^_^A
たぶん、弱音吐いてたのも聞いたと思うよ~(笑)
さっちゃん
エイドを出て、確か90km地点ぐらいだったと思いますが、友人が超ハイテンション(笑)で大会スタッフをしていて元気をもらえました。やっぱり道中で友人に会えると元気が出ますが、そんなに長続きはしませんでした💦
少し進むとまた睡魔に襲われ、ちょっとボケーっとなっていた時間が一瞬あってロストしかけます。。。そして女性1位の選手にも抜かれ、メンタルも更にもっていかれます(苦笑)
かずき
妙な意地があるので、やっぱり女性選手には負けたくないのですが、あっさり置いていかれました(;・∀・)
記憶が曖昧な部分が多いのですが、途中『謙信の道』の通る際に地元住人の私設エイドがあり、冷たい水とお菓子を頂きます。
かずき
暑くて眠くてって時に顔を洗うとサッパリします(^^♪
更に進むと関川の河川敷に出て110kmの部のコースと合流します。杉野沢水辺の広場に大会公認?私設エイド『宴会隊エイド』があり、ひと息つきすぎない程度に休んで出発します。
宴会隊さんの投稿 2019年9月16日月曜日
このへんは走れる範囲でぼちぼち進めていたと思いますが、そのあと登りがキツかった記憶があります💦そこで友人含め数名抜かれたのですが、平坦気味に変わったトコロで妙なスイッチが入り、前を追っかけてスピードが戻ります。しばらく話しながら進んでいたら走るリズムが戻って走りが復活!その後、100km地点を通過したタイミングで予定通りさっちゃんにTEL📞いよいよ待望のペーサーとの合流です!
かずき
誰かとリズム良く一緒に話しながら走ると復活することが多いです!ペーサーと一緒に走るということで蘇ることを願ってエイドに入ります。
第Ⅲ部|黒姫(102km地点)~GOAL
赤倉のゲレンデ急登にコテンパンにされたときはどうなるかと思いましたが、少し持ち直して2つ目のドロップバックポイント兼ペーサー合流ポイントに到着します。
参考までに妻の行動履歴
あまり参考にならないかもしれませんが、前日の移動~合流まで時系列的に並べてきます。
かずき
車or電車移動、選手と同時現地入りor個別現地りなど、かなりのパターンが考えられると思います。
仕事後に電車で個別に現地入りしました!
さっちゃん
- 大会までの準備
●宿の予約は大会側が提示してくれた観光協会?に連絡を取り、宿の斡旋をしてもらう。
●宿が確定したあと、宿に直接連絡を取り黒姫駅からの移動手段を確認。今回は宿の方が車で迎えに来てくれることになった。 - 前日移動
●仕事後、新幹線で長野駅→在来線で黒姫駅へ。
※素泊まりだったので、新幹線内で夕食
●宿到着後、レースの準備。速報みて早めに就寝。 - 当日
●起床時間不明。朝食等準備を済まし、宿の車でペーサー待機所(※エイドまで徒歩5分程度のホテル)へ。
●ペーサー受付。準備して待機。速報チェック。
●池の平スポーツ広場エイド出発の電話。
●ほど良いタイミングで黒姫エイドへ移動。手荷物預け。
●100km地点通過の電話。
●合流!
黒姫(102km)→笹ヶ峰グリーンハウス(115km)
エイド直前で一緒になった選手とエール交換をしてエイドに入ります。待ちくたびれた?妻さっちゃんと合流し、この先の準備をします。
エイドはすでに炎天下状態となっていました💦長居するとそれはそれで消耗しそうで手早く出発したかったのですが、結構手間取りました💦
かずき
上記から追加するならば日焼け止め塗っても良かったかもしれません。(ボクは普段から塗らない人。苦笑)
本当はお茶を頼んでいたのですが忘れられました💦
口の中がジェルで甘ったるくなっているので、口をゆすぎたかったですね💦(洗面台があれば歯磨きしたでしょう)
黒姫エイドを出ると炎天下のゲレンデです💦最初は上りで早歩きで進みたいところですが、やはり消耗は大きく。。。そして、リードが速く焦ります。。
かずき
さっちゃんは1週間前のKFCトライアスロンクラブ主催の『多摩川源流トレイルラン25km』に出場しての連戦でしたが、短い?距離だったというのもあり、影響はなかった様子(;・∀・)
しばらく上り基調なので地道に進みます。(眠かったからか、あまり記憶にない💦)
黒姫~笹ヶ峰の間に吊り橋(※1度に1人ずつ渡るので2018大会で渋滞発生したポイント)の前に足元の悪い急な下りがありました。苔もあるので慎重に下りれていたのですが、変に気が張って疲れたのもあってか突然強烈な眠気に襲われます、、、危ない箇所での睡魔とかアカンやつ。。。
かずき
今思えばガス欠もあったようにも思います。補給のタイミングが遅かったのかもしれません。
凄く慎重になって下りてきたので何人にも抜かれました。。仕方ないとはいえ、結構メンタルにも響きます💦吊り橋はうまいタイミングで渡れ、ロスはなし。上り返しはつづら折りの上りを地道に進み、その後は比較的走れる森の中に入ります。
かずき
元気だったら気持ち良く走れそうなところでした💦
妻さっちゃんは元気+気持ちの良く走れるエリアの恩恵でペースUP💦「速い!!(怒)」って、この先で何回キレたやら💦
怒る元気があったら、ホントはもっと走れたと思うよね(笑)
さっちゃん
笹ヶ峰グリーンハウス(115km)→大橋林道(130km)
エイドが見えるとテンション上がるハズなのですが、妙にホッとした感じでした(;^_^A
笹ヶ峰は110km選手のドロップバックポイント兼ペーサー合流ポイントでもあるので、非常に盛り上がってました!
あまりに眠すぎたので1度横になりました💤
かずき
完全に眠れないにしても、数分だけ目を瞑るだけでもかなり違います。
110km選手のペーサーされる友人方にお会いして気持ちも少し回復しますが、テンション高くエイドに入ってくる同じ100マイル選手およびペーサーみるとこれから抜かれるなってマイナスの気持ちも出てきます。。苦笑
かずき
こんなボコボコにされてテンション低いヒトにペーサー付き合わせるのも申し訳ない気持ちもあったと思います💦
100マイル女性2位の選手が先にエイドを飛び出していったのを見たら「いい加減進まなきゃ!!」ってなり、この先は比較的走れるっていう情報を信じて出発!牧場やキャンプ場を抜けたり、平坦なところは走れてくると気持ちも上がってきて進めるようになります。
乙見湖に出ると急な階段を上り、少しトレイルを挟んだあと林道を進みます。林道入って最初のうちは元気ありましたが、延々と続く道にメンタルがやられてきます。。2018美ヶ原トレイルランでゾンビになった記憶が蘇ります(笑)
「次の木まで走ろう」「数分歩こう」と声掛けしながら行きました!
さっちゃん
林道の終わり=登山道の入口にウォーターエイドがあります。顔に水を吹きかけながら少し休憩し、この先は地道に登るしかないな、と思って歩を進めます。
結構この先の上りは苦戦しました。進むペースが遅くなると睡魔にも襲われ苦しみが増えます(苦笑)
かずき
この時の眠気に良かったのが、しっかり噛んで補給するラムネと果汁グミでした。また、予備として持っていたソフトフラスコの水を顔にかけるっていうのも効きました。
ちなみに、ちょいちょいカフェイン入ったジェルは投入していましたが、この時の睡魔に打ち勝つパワーはなかったです💦
登り切って少し走りやすいところに出てしばらくすると一気に下ります。ここで110km選手トップに抜かれます。(笹ヶ峰で会った友人はこの方のペーサーでした!)
下りは凄い急ではなかったのですが、所々大きな石があるのが気になりました。それ以上に足趾に全くチカラが入らず、1歩1歩の衝撃が大きくなってしまい全然下れません。。。
かずき
チカラが入らなかった原因はマメでした💦
黒姫で交換した靴下が丸型で趾と趾の間が擦れてしまっていました。暑くなって蒸れてよりヒドくなったのもあります。
夏の間、靴・インソール・靴下の組み合わせを色々模索していました。黒姫まで使用したモノとの相性は悪くなかったのですが、大会までに同じモノをもう一つ準備出来ませんでした💦
かずき
直前の準備はやはり後手後手になってしまう典型的なパターンでした💦準備は早め早めに!
普通の状態なら一気に走れそうなところをまともに進めないのは非常にストレスでメンタルもやられます💦そして、更に睡魔にも襲われるという三重苦💦💦💦 負の連鎖、続くときは本当に続きます。。。
下りが落ち着くと林道になって走れるようになってきますが、全然ペースが上がらず💦110km2位の選手の軽やかさを見たときはあんな風に走りたいって心底思いました(笑)
大橋林道(130km)→戸隠スキー場(142km)
エイド直前は少し走れるようになってきました。走れると少し元気になってきます!
かずき
さっちゃんは元気だから煽りが凄かったです💦
友人に会えて少し元気になりましたが、いよいよしんどいレベルもピークに近付きます。。
走れるところを着実に走ることを目標にしよう!
さっちゃん
エイドを出ると戸隠神社の方に向かっていきます。戸隠神社は観光スポットでもあるので歩いている方も増えてきます。時に歩いたりして、安全に進むように心掛けていきます。
かずき
このパートは比較的走れた箇所が多かったです。
それが災いしペースメイクが速くなってきて
「速い(怒)」
って何回叫んだやら(笑)
このへんは脚を残して来れると絶対に気持ちいいです。前半のペースは抑え目にしましょう(笑)
少しずつ陽が落ちてきて涼しくなってきたのが唯一の救いです。走れるのが長くなるとシンドイし、歩くとシンドイ時間が伸びるし、、、っていう何とも言えないジレンマを抱えながら進むわけですが、うまーーく?煽られながら行きます。戸隠スキー場エイドまでもう少しかなーーってところで
あと2km!
大会スタッフ
とか、想像以上にあった時はさすがにココロの骨がボキッって鳴った感じがしました💦(ボコボコにされ過ぎてて、こんな記憶しかない。。)
戸隠スキー場(142km)→飯綱山登山口(152km)
ボキってなった状態あったのが尾を引いてエイドに到着します。どんなにしんどくてもエイド直前は必ず走るようにしていたので、出場トレランレースにおいて初めて完全に歩いてエイドに入ったと思います。
色々ココロが折れて身体以上に精神面の方がしんどくなってきました💦日没まではもう少し時間がありましたが、進む速度が落ちまくってどこで暗くなるか読めない+明るい場所でしっかり準備したいので早めにライトセットしました。
戸隠エイドの先はラスボス瑪瑙山です!多くの人がシンドイって話していましたが、とある友人は
なんてことないよー!大丈夫、大丈夫(^^♪
友人
って言ってましたので、淡い期待だけもって進みます(笑)
エイドの飛び出しこそ走れるものの、言うまでもなく長続きせず💦歩きと走りを交互に混ぜ込みながら地道に進みます。徐々に上りが増えてきて、最初はこれぐらいだったらなんとかなるーーって思っていた先に急登(;・∀・)木々に囲まれて進む速度が急降下したのでキツさ倍増でした💦
これは大丈夫やない!!ってブツブツ言ってたね(笑)
さっちゃん
木々に囲まれた上りが終わってからもう1発急登がありましたが、今度は石だらけの場所へ。ここで日没になるとしんどいなー、、、と思っていたところで上で少し騒がしそうな場所が!!あれがピークかな?と思うと気が楽になりました。
かずき
2発目の急登の方が終わりがなんとなく感じれたので気持ちラクでした!
2発目の方だったら「まだ大丈夫!」って言ってもイイかなーって言ってたね(笑)
さっちゃん
ただ、ピークみえて一瞬安心してしまったのか、この急登で再び急激な眠気に襲われました(;・∀・)何かあったら危ないので、カフェイン系のジェルを一気に2つ投入したらこれまでロクに効いた感じがしてこなかったのがウソのように一気に覚醒しました(゚д゚)!「あっ、イケる」って思った時はうまく進めます。(結果、この先眠気に襲われることはありませんでした)
かずき
急激なカフェイン摂取は身体への負担も大きいので、あまり真似しないでくださいね(;^_^A
瑪瑙山クリア!そして二晩目へ。。
写真はありませんが、日没間際のイイ瞬間をピークで迎えました♪ここから一気に下るので早めにライトを点灯させて進みます。
ただ、脚は売り切れてるし、足趾にはチカラが入らないので、全く下れません💦この下りで110km選手がバンバン飛ばしてくる(100マイル選手にも抜かれた記憶もありますが)ので、妻さっちゃんに先に下りてもらって待ってもらうことにします。
かずき
110km選手の身体の使い方をみながら真似できるところは真似して進むようにしていました。こんな機会もなかなかないので貴重でした!
急な下りが終わったあたりで会った大会スタッフがたまたま知り合いで、そこでも元気をもらいました!
終盤で知り合いに会えると嬉しいよね~★
さっちゃん
その後あっという間に真っ暗に変わり、自分自身のライトを頼りに進みます。記憶曖昧ですが、この先シングルトラックになってから1回下り、そして上り返し、少し道が広くなって下って、という感じだったと思います。
瑪瑙山からかっ飛ばして走れると気持ちいいと思います。最後の登山口に向かう下りで知り合いがピューンと駆け下りて行ったのを見て羨ましかったです(笑)
飯綱山登山口→GOAL
登山口から林道に出てわりとすぐにエイドだったかと思います。ゴールまであと8kmの林道だけなので最小限の補給だけでもイイと思うのですが、下りで走れなさ過ぎて気持ちが萎えていた+全身チカラ入らない状態だったので、1回しっかり休みたくなりました💦
順位とタイムを目指す方はここからラストスパート勝負の区間になると思います。
かずき
補給中に110km12位の選手が諦めずに前を追っかけてた姿はカッコ良かったです!
この先はゆっくり行っても(極論全部歩いても)ゴールできます。反面、このボロボロな身体とメンタルで奮い立たせるのは至難ですが最後にペーサーから愛のムチが飛んできます(笑)
最低サブ26はやろう!!
さち
26時間まであと1時間ちょいあったので㌔7分で行けば間に合う計算です。それまでほとんど歩きみたいなペースでしたので自信がなかったのですが、背中を押されてリスタートします。
この先は道も広く、所々ある砂利道や細かいアップダウン(元気だったら何ともないハズ)という以外は走りやすいです。横で並走してもらい、ハンドライトで足元を適宜照らしてもらいながら走ります。足のマメのせいで変なところにチカラが入ったり、石を踏み外すと激痛が走ります。
かずき
痛っっっっ!!!
って真っ暗闇の中で何回叫んだやら(笑)
何回か立ち止まりましたが、絶妙に?引っ張られ順調に距離もカウントダウンされていきます。ここにきて息が切れるほど心肺を追い込み(追い込まれ。笑)ましたとさ……(;・∀・)
この時、私はめっちゃ楽しかった!(笑)
さっちゃん
感動のフィナーレ
林道からゲレンデに突入すると暗闇の中を照らすゴールが出現!
写真撮るからヘッドライト消してね~!
大会スタッフ
その後、ほとんど身動きが取れなかったのは言うまでもありません(笑)
さっちゃんや友人にうどんやパン、水分補給など色々してもらって事なきを得ました。。
ゴール後の流れ
スタート前に預けた大きな荷物のみ受け取れます。(※ドロップバックは閉会式会場での受け取り)
走っている間は関係ないでしょうが、会場を出た夜は寒いです💦防寒具は必ず用意しておきましょう。宿泊先地区ごとにバスが違うので乗り間違い注意です!(ウチは妙高地区へ)
宿に行く前にコンビニへ寄ってくれますので夕食?夜食?や飲み物などをしっかり買い込んでおきます。
かずき
バスの乗車時間が長くなる点には要注意です!
バスを降りたあとは車に乗り換えて随時宿へ送り届けていただきました。宿に着いたあとは、お風呂で身を清めてゴハン食べて長い長い1日(むしろ2日間か。。苦笑)の幕を閉じました。。。
閉会式
睡眠時間はしっかり取れた?ので思ったより目覚めは悪くなかったように感じましたが、全身の筋肉痛と脚の浮腫みを見て、2018UTMF以来の100マイルのダメージを味わいます(笑)
かずき
言うまでもなく、お散歩(お山歩)に付き合わせるカタチになってしまったので、さっちゃんは超元気でした(笑)
宿で朝食を済ませ、別宿に泊まっていた友人に車で拾ってもらい早めに閉会式会場の赤池体育センターに向かいました。到着すると更に友人にたくさん再会し妙にホッとしましたね(笑)ドロップバック(※ゼッケンの用意をお忘れなく!)を受け取り、1度車で整理して閉会式に出席します。
かずき
会場では食事と飲み物が振舞われます。マイカップ持参と案内があるので、お忘れなく!
朝ご飯もしっかり食べたのですが、パーティー中もかなり食べました(笑)
かずき
これだから、長い距離のレースに出場しても体重は変わらない(むしろ増加?)のでしょうね(笑)
ほどよく食事が進んだあと、表彰式がはじまります。最後に100マイルフィニッシャーの証であるバックル授与があります。
バックルを受け取ったあとは、帰りの渋滞を懸念しなければならないので、名残惜しく会場をあとにしました。
後日、木彫りの完走証が届く!
しばらく開けて色々シンドかった想いを忘れた頃(笑)に完走証が届きます!これで、シンドかった想いが更に浄化されて良かった記憶が鮮明になるわけです(笑)
この木彫りの楯は素敵な記念になるね♪
さっちゃん
反省や対策
次回いつ走れる機会があるかはわかりませんが、今回の反省点などを整理したいと思います!
エイド滞在時間が長い!
全エイドの休憩時間は出せませんが、TRAIL SEARCHで5か所ほどIN&OUTタイムが計測されています!
エイドポイント | エイド滞在タイム |
---|---|
A3:アパリゾート上越妙高 | 8分55秒 |
A4:国立妙高青少年自然の家 | 8分55秒 |
A6:黒姫 | 17分36秒 |
A7:笹ヶ峰グリーンハウス | 17分12秒 |
A9:戸隠スキー場 | 16分29秒 |
合計タイム | 69分07秒 |
エイド滞在タイムを算出できないトコロも加えると、トータル2時間弱の滞在になる気がします💦
私から見ても、さすがに長すぎる印象があるね(°°;)
さっちゃん
エイドはレース中の大きな楽しみの一つではありますが、最小限の滞在にしたいものです。
マメ関連
黒姫エイドで五本指→丸型に替えてから盛大にマメを作ってしまいました。。靴と相性のイイ靴下は必ず同じモノを予備で用意しておく方がイイというのを今回のレースで学びました(°°;)
予備の準備だけで、ある程度トラブルの可能性は減らせそう!
さっちゃん
しかし、シューズに限らずレースで使う縁起の良いモノはなかなか替えにくいですね💦当時は練習で40~50kmトレランに出掛けるっていう機会をあまり設けていなかったので、単にトラブルが表面化していなかっただけかもしれませんが。。。
睡魔関連
オーバーナイトレースで避けては通れない睡魔対策。2018UTMF以来のオーバーナイトレースでしたが、全く太刀打ち出来ませんでした💦
過去のスケジュールを確認してみたところ、信越五岳3週間前に「山梨みとみクリスタルトレイルラン(約26km)」に出場、2週間前にハセツネ全コース試走とかをやっていました(°°;)
この疲労が残ってた感はありそうだね(^0^;)
さっちゃん
かずき
大会が近づいてきて、長い距離を走るのは控えましょう(笑)
レース前の仮眠が想像以上に出来なかったのは誤算でした💦結構まわりの音が気になっちゃって横になっただけだったと思います。。
どこでも寝られる私みたいなニンゲンなら良かったのにね(笑)
さっちゃん
しっかり疲労を抜いて直前の睡眠もしっかり出来たら、睡魔に襲われるレベルも違っていたのではないかと思います。。なお、今回のレースで眠気に効いたのは、ラムネ・グミといったしっかり噛むおやつ、水を顔にかける、カフェイン含有ジェルの倍飲み、だった気がします。
ペース配分
長距離レースは最初いかにペースを抑えて入るかがカギ!とよく言われるが、まわりが速いのでそれを体現するのが難しいところだと思います。
結局はいかに自分のペースに自信持って走れるか!ってことよね!
さっちゃん
初見のコースなのでわからなくて当然なのですが、もっと情報収集はできたんじゃないか?!と思います。
今は色々な配信あるもんね!
さっちゃん
「信越=走れる(走らされる)トレイル」と称されている気がしますが、実際に走ってみて思うのは、必ずしもそうでないような?って感じがします。
かずき
走れない急登はいくつもあった印象です。
ただ、ペーサーと合流できる黒姫以降は脚を残せていれば走れるところは多かったのは事実です。
走れそうなところを走れないのはメンタル的にも響くよね(^0^;)
さっちゃん
次挑む時までに、最後まで走れるように練習あるのみ!ですね。笑
改めて書き起こしてみて
レース直後はお腹いっぱい過ぎて、また出てみたい!という気持ちはなかなか持てる状況ではありませんでした(°°;)
しかし、時間の経過とブログを書くにつれて
さっちゃんが100マイル出場するなら、ペーサーやるかな~
→110kmをみんなで「よーいドン」とかもイイなぁ~
→やっぱり100マイルのリベンジしたい!!
に変化してきました(笑)
なんとなく、そう言うようになるって思っていたけどね(笑)
さっちゃん
また挑戦できる時は最後までしっかり走り抜けたゴールを味わいたいところです!その日のために、日々の練習を頑張ります!
かずき
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
RUNの記録など、Instagramでも随時更新しています。
よかったらInstagram(@kazu.runlog)の方もフォロー宜しくお願いします!
私のInstagram(@runninghigh42.195)も是非宜しくお願いします!!
さっちゃん